2019年のGWも終わろうとしております。
その中で私が驚いたニュースがこちら
記事によれば、平成30年間で787万人もの子どもが減ってしまったとか。
特定不妊治療 少子化が進みすぎ
787万人ってすごすぎる数字です。
例えば、現在の横浜市の人口が約370万人です。
横浜市ふたつ分以上の子どもが30年でいなくなってしまったのですよ!
こりゃ、とんでもないことです。
国はいろんな少子化対策をしているそうですが、あんまりうまくいってませんねぇ。
特定不妊治療助成 年齢制限
例えば、「なんじゃこれ?」な対策として国の不妊治療における費用助成の年齢制限があります。
2016年の記事ですが、平成28年から国は体外受精などの高度な不妊治療が必要とされた夫婦への助成の条件を下記のように変更しました。
対象となるのは、体外受精などの高度な不妊治療が必要な夫婦。2人の合算の所得が730万円未満であることが条件となる。
助成限度額は1回15万円だが、初回の治療に限って30万円に引き上げられた。また従来は年2回(治療開始年度は3回)までしか助成されなかったが、年間の回数制限はなくなった。
一方、治療開始時の女性の年齢が43歳以上は対象外となった。助成を受けられる通算回数も、治療開始時に40歳未満なら6回、40~42歳なら3回となった。従来は年齢にかかわらず、10回助成を受けられた。
43歳以上を対象外としたのには医学的見地からとのことですが、どうしたって子どもが欲しい夫婦はいるでしょうね。
また、助成を受けられる回数も年齢をかさねるごとに少なくなってしまいます。
ただでさえ精神的にストレスである不妊治療。
助成金がもらえないというのも、出産をあきらめてしまう理由でしょう。
これじゃ子ども増えんわ!
高崎市 特定不妊治療 年齢制限なし
さて、上記のような状況であることはなんとなく記憶していたのですが、今日のラジオ高崎。
市長が語るたかさきスタイルで市長の富岡賢治(とみけん)さんから驚きの発言!
なんと高崎市では不妊治療助成への年齢制限を設けていないとのこと。
ラジオ高崎 市長が語るたかさきスタイル
市長によれば、
・現在は晩婚化が進んでいるので40過ぎてから子供を望む人も多い。
・少子化対策が急務なのに国の方針はおかしい
とのことで、高崎市独自の少子化対策を行ったとのこと。
知らなかった。素晴らしい。
本当に年齢制限ないの?
一応、市のHPを調べましたが、載ってました。
その他、交通費の助成などもあります。
助成対象の条件などは高崎市のHPをご覧あれ。
富岡市長は、自らの近親者に似たような境遇の方がおられたことを挙げ、
最後は「子供を望む夫婦をサポートしたい」との話で締めくくっていました。
いいぞとみけん!あんたカッコいいよ!
まとめ
子どもを望む夫婦に優しい高崎市。
うまくいくことを願うのみです。
この記事を書くために色々調べましたが、あくまで国の助成は基礎となる部分です。
各自治体で、独自の助成を上乗せしている場合があるとのこと。
高崎市はその一例ですね。
是非一度、お住いの自治体の取り組みをお調べください。
もらえるものはもらっておきましょう。
それでは!
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