運動会 泣いた子が1頭賞なんだって

保育園の出来事

おはようございます。

先週は長女・次女の保育園の運動会でした。

運動会 泣いた

長男の時から数えてもう7回目の運動会。

もう慣れっこですね。

「去年はあそこの位置から見たね〜」とかいいながら並んで席をとります。

台風が過ぎ去った後の運動会だったため、とっても暑くなりました。

10月なのに多分30℃越え。子供達はとっても大変そうでしたね。

ぎっちり詰まったプログラムを淡々と進行していく先生たちの動きが凄まじかったですね。

今年もありがとうございました。

運動会 子供にとっては未知の領域

運動会 泣く

保育園の運動会。

園庭はたくさんの親でごった返します。

ビデオカメラをセットする人や、良い位置で写真を取ろうとする親でガヤガヤします。

小さい子供の目線で考えると、普段見慣れたグラウンドにいきなり知らないおじさんおばさんの壁が出来てるんです。圧倒的な威圧感ですよ。

そりゃ驚きますよね。

しかもみんなの前に立たせられて、かけっこしたりお遊戯させられます。

泣いちゃう子供も少なからずいます。特に1〜2歳のクラスに多いですかね。

そういえば、うちの長男が2歳の時の運動会でもギャンギャン泣いて周囲を和ませてましたw

長男がかけっこをする順番になったのです。

パパとママは頑張れ〜と応援席から手を振りました。

目が合った瞬間、長男はギャン泣き。スタートしても直立不動。

途中、クリアしなければならない障害物があるのですがこれも全てパス。

他の子から遅れること2分。なんとか先生に抱えられてゴールしました。

あの年、運動会が定時に終わらなかったのはうちの長男のせいかもしれませんw

運動会 泣く子 がっかりする親

大人なら大したことないと思えることでも子供にとっては未知の領域。

普段練習したことがあんまり上手く出来なくてもしょうがないですよね。

大人に例えるならいきなり酸素ボンベ担がされて、荒波に投げ込まれたくらい怖いかもしれません。

出来なくて当然です。

私は泣いている長男を見て「あーかわいいなー」と、思っただけなんですが中には違う親御さんもいます。

毎年のように1−2回はその場面に遭遇するのですが、

泣いている自分の子供を見て

「あー恥ずかしい」

とか

「こんなんなら来なければよかった」

という親御さんの声が聞こえてくるんですよ。

その場の雰囲気を取り繕うためにとっさに出た言葉で、本心じゃないのだろうとは思うのですが。

 

運動会 泣く

やっぱり心の中では他の子と比べてしまうのでしょうか?

自分の子だけ泣いたことに落胆する親御さんも多数いますよね。

けど、ちょっと待ってください。

実は泣いたことにはきちんと意味があるんですって。

運動会 泣いた子供が1頭賞なんだって

我が家の長男が泣いてしまった時は、別に恥ずかしい気はなかったのです。

けれど、翌週登園するとベテランの保育士さんがフォローのためか、こんな話をしてくれました。

泣く子は例外なく親からの愛情を受け取っている

聞けば、親を見て泣いてしまう子供は例外なく親のことを信頼しているとか。

つまりは親の愛情をきちんと受け取っている証拠とおっしゃってました。

親との関係がうまくいっていない子供はそもそも親を見ても泣かないのだそうです。

子供が泣くのは愛情の裏返しであり、あんまり落ち込まないでくださいね〜と言われました。

泣く子は周りを察する能力がある

それに、泣く子ってのは周りを察する能力がとてもあるともおっしゃってました。

普段の保育園とは違うということを認識する能力があるとのことです。

この能力って本当に大事で、将来に渡って基本的な人間関係の土台になるものです。

ほとんどの子供が小学校に上がるくらいには出来上がるそうなのですが、中には難しい子供もいます。

外見上はわかりません。

運動会で泣く子にはその能力が備わっていることがすぐにわかるんだそうです。

保育士さん的には、それを理解できたことが一番良いのだそうです。

なので「長男くんは1頭賞でしたね」って言われましたよ。

なんだかスッキリしたのをいまでも覚えています。

言われてみれば、長男の時は我々夫婦はまだ新参者。

どう保育園で立ち回っていいかもよくわからなかった時でもあります。

長男がかけっこでギャン泣きしたことにより周りの親御さんから名前を覚えてもらえましたね。

あのことがきっかけで先生ともコミュニケーションがうまく取れるようになった気もします。

さらに、長男は次の年の運動会でとってもお遊戯が上手にできたんですよね。

そうすると、それだけで話題になるんです。

「今年はうまく出来ましたね!」ってたくさんの人から声をかけてもらえました。

なんだかんだで一番得をしたのは長男でしたね。

まとめ

話は冒頭に戻ります。

今年の運動会でも同じように小さな子供が泣いちゃうシーンがあったんですよ。

その時、昔に保育士さんから言われた言葉が脳裏によぎったのです。

確かに長男は1頭賞だったなと、ふと思い出したのです。

運動会でお子さんが泣いて残念だったなーと思っている人がいるかな?

と思い、我が家の経験を書かせていただきました。

パパ・ママ、気にしないでくださいね。へっちゃらですよ。

それでは!

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