こんにちは。
突然ですが、男性では当たり前と思っていることが、女性だと知らないってことありますよね?
この前ですが、パパ・ママトークを同僚と話していた際、
「男の子のおしっこのさせ方がわからん!」というママがいました。
聞けば、オムツが卒業できそうな時期にさしかかり、トレーニングパンツを履かせているんだけどおしっこの飛び散りようが半端ないとのこと。
掃除にも手間がかかるし何よりズボンも汚しちゃうそうです。
わかる。その気持ち。
私も4歳の長女のお尻を拭くときは今だにきちんとできているか謎ですw
そこで今回はオムツが取れた男の子にどうやっておしっこをさせるのか、我が家の経験からお話しさせていただきます。
男の子に関していえば、トイレトレーニングは3歳〜小学校低学年くらいまで結構長い期間になると思います。気長にやって見てくださいな。
男の子 おしっこのさせ方
立ちションはレベル高い
さていきなりですが、立ちションって高度な技術を要するんですよ。
下手すると大人でもあらぬ方向におしっこが飛んでしまいトイレを汚してしまいます。
理由は2点です。
・おちんちんをきちんと掴んでいない
・おしっこが出る先端が皮で邪魔されている
ひとつめですが、おちんちんってパンツの中でいろんな方向に移動します。
歩いたり走ったりしてパンツの中で向きが変わっちゃうんですね。
それをトイレの時に取り出してきちんとした方向に向けるというのは子供には至難の技。
さらにふたつめ。
おしっこの先端が皮で邪魔されているためあらぬ方向におしっこが飛びます。
いつも同じ方向とは限りません。皮の状態が変わるからですね。
これは大人でも予想不可能なことなんです。
きちんと皮をむいておしっこできる子供は皆無でしょう。
つまり、おしっこが出る軌道は、おちんちんの向き❎おちんちんの先端の状態というかけ合わせにより何万通りにもなります。
出てくる方向を予測するのはスパコンでもない限りマジで難しい。(真面目な話)
さて、そこでどうするかというと自宅なら洋式トイレで座ってさせるというオーソドックスな方法があります。これはきちんと理論立てて説明できます。
洋式と立ちション。便器にコースインする角度の違い
まず家のトイレですが、ほとんどのご家庭でトイレは洋式だと思います。
洋式ならとりあえず座ってさせましょう。
便座の奥に腰掛けておしっこさせれば上に書いたような、
・おちんちんの向き
・おちんちんの先端の状態
が多少悪くてもコースインできます。
分度器を持って説明すると、わかりやすいですね。
座っておしっこする場合、便座に座った子供から見て下記の太赤線の中におちんちんが入っていれば、先端の状態が悪くてもコースインします。
座った場合、おちんちんの向きは気にしないでください。重力で自然と下に落ちます。
ちなみに、これが立ちションだと難易度がケタ違いです。
便座を目の前にした子供の目線からコースインする角度です。
コースインする角度の狭さといったら!なんということでしょう。
さらに立ちションの場合はおちんちんの向きを調整しなければなりません。
立ちションは、座っておしっこするよりずっと便器までの距離が長いのです。
難しいんですよね。
正直、小学校高学年くらいにならないとうまく立ちションできないと思います。
(個人の経験より)
おしっこが出た後は?拭いてあげるの?
さて、これも大事なお話。
ママにとっては、男の子のおしっこの後におちんちんの先を拭いてあげるべきかどうかわかりづらいんですよね。
結論からいうと、拭いてあげましょう。
トイレトレーニング中の男の子はまだ自分でおしっこを切る感覚がつかめていませんからね。
そもそも、なんで大人の男性はおしっこの際に紙で拭かないかといえば、おしっこを切ることができるからですね。拭く必要がないのです。
私の経験上、小学校低学年くらいで自分でおしっこを切れるようになってきます。
子供だってパンツの中におしっこが残ると気持ち悪いんですよ。
みんなこれを避けるために無意識に練習します。
それまではパンツが多少汚れてしまうのは、オッケーという気持ちでいてください。
おしっこの後におちんちんを拭くポイント
ポイントについて説明させていただきます。
洋式に座らせ、おしっこが出切ったと思ったら、気長に10秒くらい待ちましょう。
まだ少し出てくるかもしれません。おしっこを切るためですね。
もう出ないと思ったら、そっとトイレットペーパーを添えるくらいでいいので、優しく先端を拭いてください。
たまにですが、擦れたりしておちんちんの先が赤くなっています。
その際にはクリームを塗りましょう。結構痛いんですよね。あれ。
公衆トイレのおしっこは?
さて、それでも立ちションしなければならないときはやってきます。
一番多いのが男子用の公衆トイレですね。
公衆トイレの場合はパパが連れていきますが、安心してください。
公衆トイレは形状が自宅用と違いますので、コースインする可能性はとても高いのです。
あとはおしっこが切れるかどうか?ですね。
失敗するとパンツの中が染みてしまいますので、パパにはおしっこが出たと思ってから10秒は体制をキープさせるように伝えましょう。
天敵は和式!
和式に関しては相当難易度が高いです。
まず遭遇する機会がめっきりなくなりました。
公共施設のトイレは洋式のところがほとんどですね。
しかし小学校だとまだ和式のトイレが珍しくないため、入学前に練習しておく必要があると思います。
和式では必ず立ちション状態になるため、パパに協力してもらいましょう。
公共トイレで立ちションがきちんとできるように仕上げておいてください。
保育園や幼稚園で和式トイレがある場合はいいですよね。
どんどん練習させましょう。
和式と洋式のトイレが両方ある場合は、あえて和式でさせるってのも手です。
汚す可能性が高いため、きちんと後処理ができる状態にしておしっこさせましょう。
余裕のないときは洋式を選んで問題ありません。
男の子のおしっこのさせ方 まとめ
排泄って本当に大事ですよね。
何かと目を背けたくなりますが、人間が生活する上でなくてはならない技術です。
我々も将来、オムツになって迷惑かけるかもしれませんw
是非とも気長にお子様と付き合って見てください。
それでは!
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