上毛かるた 他県出身者がその魅力を語るよ!

高崎の子育て

先週の平日ですが小学校の長男のかるた練習について行きました。

群馬では小学生の上毛かるたの大会が年末からあるので、その付き添いです。

大人は審判として立ち会ったり、読み札を読んだりします。

私も子供たちに教えてもらいながら上毛かるたを覚えている途中です。

実際に練習の場に行ってみると、そのすごさが他県出身者だからわかるんですよ。

子供と一緒に上毛かるたを学んで、その偉大さにとっても感銘したのです。

なので今回はその魅力について書いてみたいと思います。

上毛かるたって?

私のサイトもうれしいことに全国各地からアクセスしてもらっております。

知らない人のために上毛かるたについてウキペディアから引用させていただきます。

 

上毛かるた(じょうもうかるた)は、1947年(昭和22年)に発行された郷土かるたである。

群馬県内の子供たちは、冬休みを利用するなどして練習に励む。そのため、子供時代を群馬県で過ごした人は、上毛かるたの読み札をほぼ暗記していることが多い

県特有の郷土かるたが存在し、それが県民に広く親しまれている地域は群馬県のみであると云う事実を、成人になって知る場合もある。

 

噂のケンミンSHOWでもありましたが、

郡馬県民は老若男女問わず、上毛かるたを暗記しているんですよ。

これはマジです。

「あ」といったら「浅間のいたずら鬼の押出し」

「い」といったら「伊香保温泉日本の名湯」

あいうえおの読み札くらいその場で言えなかったら、モグリの群馬県民と断言します。

私のことですねw

そのくらい県民に根付いてます。

上毛かるた ユニークなルール

上毛かるたって本当にルールがユニーク。

これが私もハマってしまった理由です。

ユニークなルールその1 「つ」

上毛かるたでは44枚の札を取り合い、数が多い方が勝ちになります。

数が多い方が勝ちなのは他のかるたでも一緒ですね。

けど上毛かるたは全部の枚数が偶数です。

44枚なので半分の22枚ずつ取って同点で競技が終わったらどうなるか?

同点なら「つ」を持っていた人(チーム)の勝ちなんです。

「つ」鶴舞う形の群馬県

つまり「つ」が上毛かるたで一番強い札なんですね。

なので開始前は誰もがまず「つ」の位置を確認しておきます。

ユニークなルールその2 読み手の本読みと空読み

上毛かるたでは、読み手にもきちんとしたルールがあります。

まず、開始時に

「つ」鶴舞う形の群馬県

の札を2回読みます。これは始まりの合図ですね。

気持ちを落ち着かせる効果もあるのでしょう。

その次の札からが競技スタートです。

また、競技途中で中断することがあれば、再スタート時に空読み(から読み)をします。

空読みとは中断した時点で読まれた札をもう一度読み上げることです。

再スタートの仕切りとします。

空読みをすることで皆が一斉に次の札に集中することができます。

かるたという古風な遊びでありながら、とってもシステマチックなんですよね。

ユニークなルールその3 個人戦と団体戦

対戦は個人戦と団体戦がありまして、

個人戦は1対1ですが、団体戦は3対3と決まっています。

札をおく配列には決まりがあるのですが、

面白いことに上毛かるたは配られた22枚の札を自由に配置することができます

上毛かるた

つまり絶対に取りたい札は自分の近くに置いておくことができます。

先ほどの「つ」に関しては22枚の中に入っていたら一番手元におくのがセオリーです。

「つ」は本当に大事な札。

相手に取られようものなら切腹モノくらいの雰囲気はありますねw

ユニークなルールその4 団体戦の役札

上毛かるたをユニークにしているのが役札。

団体戦にはある札を集めると、ポイントが付くんですね。

枚数で上回っていても、役札のポイントにより負けてしまうことがあるということです。

①「つ」「ち」「け」

上記3つの札を集めたら10点加算されます。

「つ」は言わずもがなの鶴舞う形の群馬県。

「ち」は力合わせる二百万

「け」は県都前橋生糸の町

つまりは群馬県と県庁所在地の前橋の札を集めたらポイントつくよ!ってことです。

②「す」「も」「の」

上記3つの札を集めても10点加算されます。

こちらは上毛三山と言われる、赤城・妙義・榛名の山について書かれた札ですね。

③「お」「か」「め」「き」「け」

上記5つの札を集めたらなんと20点加算されます。

5枚の札を取るのは結構難易度高めです。

太田・高崎・伊勢崎・桐生・前橋の群馬5大都市について書かれた札です。

このように団体戦ではただ札を取るだけでなく、一種の頭脳戦にもなってきます。

細かなルールは下記リンクをご覧ください。

上毛かるた規則

 

よく考えてみたら、かるたのルールを覚えることが全て群馬の郷土愛につながっているんですよね。

遊びながら群馬の歴史上の人物や地理、特産物など全部覚えちゃいます。

ほんとすごいシステムです。

群馬県民は上毛かるたで成長するといっても過言ではないでしょう。

上毛かるたの魅力 規模のデカさ

さて、ざっくりとルールについて説明させていただきました。

それでは上毛かるたの魅力について語っていきましょう。

まずは規模のデカさ。

「ち」力あわせる二百万

が代表例でしょう。

群馬県の人口は200万人くらい。

人口200万人っていうと、札幌市とか名古屋市くらいの規模です。

その規模でみんな上毛かるたを知っていることがすごい。

人口だけで行ったらそりゃ首都圏の方が上ですが、

競技人口で上毛かるたを超えるかるたは他の地域にはないでしょう。

郷土かるたってどうしても市区町村くらいのスケールになってしまいます。

上毛かるたを競技者数で超えるのは「百人一首」だけですね。

なぜにここまでの文化を根付かせることができたか?

やっぱり上毛かるたが作られた時代がよかったのではないでしょうか?

ちょうど終戦直後の昭和22年に作られた上毛かるた。

敗戦後の混乱は想像を絶するものだったでしょう。

そんな折に群馬の文化・歴史を伝えて行きたいとするグループによって上毛かるたは作られました。

翌年の昭和23年にはすぐに第一回のかるた大会が開催されたっていうのだからとんでもないスピード感です。

その後、群馬各地で上毛かるたは当たり前のように毎年大会が行われるようになったとか。

上毛かるた大会

通常、群馬では上毛かるたの地区大会が1月に、そして県大会が2月にあります。

ほとんどの群馬県民は子供の頃、上毛かるたは全国大会まであると信じていたとのこと。

野球とかテニスと同じように、勝ち進んでいけば全国大会まで道があると思っていたそうです。

そのくらい地域に根付いているんですよ。

それならば全国大会作っちゃえ!ってことでJMKが発足したようです。

上毛かるたの魅力 大人になっても上毛かるた

2013年より、大人になっても上毛かるたがやりたい!という人たちが集まって大会を開いてます。

その名も、KING OF JMK(キングオブ上毛かるた)

今や全国に散らばった元グンマーたちが集結します。

子供の頃に思いこがれた全国大会。

なぜか東京都板橋区で行ってますがw

3:00くらいから「鶴舞う形の群馬県〜」で始まります。

雰囲気を味わいたい人はどうぞ。

というかレベルがめちゃくちゃすごくてとても私なんか審判できません。

全て秒殺ですねw

 

これまでをみてわかる通り、もはや親子で語り継がれる基盤はととのっております。

上毛かるたは盤石でしょうね。1000年経っても語り継がれることでしょう。

国の無形文化遺産くらいにすればいいんですよ。

注:板橋区で行われる理由についてはKING OF JMK代表理事の渡邉さんより、下記コメントいただきました。渡邉さん有難うございました。

我々が都内開催にこだわる理由は、少しでも多くの方に上毛かるたを、そして上毛かるたをやる群馬県民の姿をみてもらいたいからです。

上毛かるたの魅力 世代で語り継がれるスケール

上毛かるたの練習会にいって感じること。

まず子供に語りつぐママさんたちの熱気ぶり。

数十年前?は群馬の小学生だったママ。

もちろん上毛かるたは大得意です。

人数が足りなければ試合に参加して、子どたちを圧倒的な経験値でなぎ倒します。

もはや字ではなく絵で覚えているんですよね。

読み札が読まれると、自然に体が動く感じでバシバシ札をとっていきます。

私も参加しましたが、全然敵いませんw

やっぱり子供の文化継承を担っているのはお母さん達ですね。

ルールを子供達に教えたり、どの札をどこに配置するかとか、事細かく指示しています。

時間の制約もある中、

今日は何回試合ができるか、分刻みで練習内容を調整するママ達。

ほんと頭が下がります。

パパなんて全然いませんからねw

いつも私一人です。みんな残業でしょうね。もしくは帰りの車の中。

たまに近所のおじいちゃんが札読みできてくれますがw

上毛かるた 他県出身者がその魅力を語る まとめ

本当に上毛かるたって面白い!

もう少し私も練習して子供に教えられるようになれたらと思います。

うちには後ろにまだ2人ひかえていますからね。

まだ上毛かるたの真髄は理解できておらず、はなはだ恐縮ではありますがその魅力について少しでもこの記事でお伝えできたら幸いです。

それでは!

コメント

  1. お世話になります。
    KING OF JMK代表理事の渡邉と申します。このたびはブログで我々の大会を取り上げて頂きましてありがとうございます。

    現在は板橋で開催しており、次回(第7回大会)も同会場で2019年3月19日に開催する予定です。
    第1、2回は銀座のぐんまちゃん家で行いました。

    我々が都内開催にこだわる理由は、少しでも多くの方に上毛かるたを、そして上毛かるたをやる群馬県民の姿をみてもらいたいからです。
    群馬県内だと県民しか見に来てくれませんからね。
    おそらく今後もそここだわりは捨てないと思います。

    是非今度ご来場下さい。お待ちしております!

    • ご丁寧にありがとうございます。
      上毛かるたに感銘を受け、ブログに書かせていただきました。
      細かいところ間違っていたらすいません。

      都内で全国大会をする理由はそこにあるからなんですね!
      ご説明ありがとうございました。

      チャンスがあれば子供と一緒にお伺いさせていただきます。
      ご連絡、ありがとうございました。